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RING!RING!プロジェクト

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私たちの豊かな海で、安全・安心な海上交通を実現する基礎的研究補助事業

本研究は、オートレースの補助(27-161)を受けて実施しています
This work is supported by JKA and its promotion funds from AUTORACE.

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■ 事業内容

本事業の最終目標は、自律型海中ロボットシステムを用いて海洋生態系のモニタリングを行い、海洋生物と人間活動との共存を図り、安全で安心な海上交通機関の実現を目指すことである。具体的には、大型海洋動物を識別するための、海中音響観測の高精度化技術の開発を目的とする。研究代表者らは、浅海域での運用を想定したソーラー水中グライダーを開発し、画像解析による造礁サンゴ、海中音響観測による海棲哺乳類のモニタリングを目指し、実海域で実験を進めてきた。音響観測では4chのハイドロフォン(水中マイク)から成る海中音響観測システムを開発し、飼育下および実海域での小型鯨類やシャチの音響観測を試みた結果、鳴音のスペクトログラムを解析し、4つのハイドロフォンへの到達時間差から超音波領域の鳴音を発してエコーロケーションをしながら移動する鯨類の方向を正しく推定できることを明らかにした。一方、船舶との衝突など双方に大きな被害が出る可能性のある大型鯨類は、群れで行動することもあり、その生活行動習慣はよくわかっていない。近年、鯨類など大型海洋生物の調査に海中音響観測技術が用いられるが、従来の研究では、安定した音響を得るため、観測装置を陸上施設に固定したり、大型の船舶で曳航する方法がとられる場合が多い。本事業では、動揺の影響を受ける小型の海中ビークルや洋上ステーションでも観測ができる高精度な音響観測技術の実現を目指す。そのため、これまでに取り組んできた信号処理技術を最大限に活かして、海中ロボットシステム自身が発生する雑音を除去して信号抽出を目指す。これにより航走中の自律型海中ロボットによる連続的な海洋生物のモニタリングを可能とする。また、本研究成果により、海中音響観測システムを小型船舶へ搭載することで、海中にいる大型鯨類の早期発見、衝突回避の実現につながると期待される。

 

■ 研究成果

1. 有馬正和,鄭瑛,秋山真哉,船坂徳子,阪本信二,水口博也:海棲哺乳類の海中音響観測とその解析(第3報),日本船舶海洋工学会平成27年度秋季講演会講演論文集,pp.367-368,(2015.11).

2015A-GS7-7 [PDF: 411 KB]

2. 有馬正和,鄭瑛,秋山真哉,船坂徳子,阪本信二,水口博也:海棲哺乳類の海中音響観測とその解析(第4報),日本船舶海洋工学会平成28年度春季講演会講演論文集,pp.135-136,(2016.05).

2016S-GS2-6 [PDF: 692 KB]

 

■ 問い合わせ先

有馬研究室(Arima Laboratory)
http://arima-labo.jp/

〒599-8531 大阪府堺市中区学園町1-1
公立大学法人 大阪府立大学・大学院工学研究科・
航空宇宙海洋系専攻・海洋システム工学分野

教授 有馬 正和

Tel. 072-254-9342 (ダイヤルイン)
Fax. 072-254-9914 (分野事務室)
Email info@arima-labo.jp

 

Last updated by M.Arima at 18.40 on 23.11.2016
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