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特許:柴原研究室 手銭永遠、安田匠吾らが修正熱収縮法に関する特許出願を行いました。

2022/4/5
柴原研究室 手銭永遠、安田匠吾らが修正熱収縮法に関する特許出願を行いました。

特許名称 修正熱収縮法
発明者 柴原正和、生島一樹、前田新太郎、加藤拓也、手銭永遠、安田匠吾、李志浩
・ 出願人 公立大学法人大阪
・ 出願番号 特願2022-63121
・ 出願日 2022年4月5日

従来の熱収縮法においては、熱収縮を与える温度領域を調整することで、角変形のみを簡易的に計算することができますが、他の変形(横収縮、縦収縮、縦曲り)や応力分布を再現することはできませんでした。そこで本手法では、収縮領域を2重、3重に拡張し定義することで、これらすべての変形モードおよび応力分布を簡易的に推定可能にしました。こちらの手法は、簡易的ではありますが、事前にデータベースが存在しなくても溶接変形や残留応力を予測することが可能となる点に優位性があります。従来の固有ひずみを用いた弾性解析では難しかった、残留応力分布を求めることができる点もメリットといえます。

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